レッスン 基礎固めのための見直し

まずは基礎固めが大切です。これをやっていないと、どんなに英字新聞を読んでも、TEDを視聴しても、知っている英語表現が少ないのでだんだん嫌になってきてしまいます。基礎固めで始まり、基礎固めで終わるというほど大切なパートになります。




●語彙力(単語・熟語)

まずは単語だ! と意気込んで重要単語集や頻出単語帳を買ってきて頭から覚ようとするよりも、「自分が好きなことに関する英文」や「自分が話すであろうシーンの英会話集」にのっている英文のうち分からない単語を調べていく、というアプローチが効果的です。自分が使う単語でなければ頭に入ってきませんし、覚えたところで使う場面がないとすぐに忘れてしまうからです。

●文法

まず時計を用意。高校英語の文法の参考書をひっぱりだしてきて、必ず1時間で読み終えると決めて各単元のまとめだけを一気に読みます。動詞の過去形には規則変化と不規則変化があったな、とか、比較級はthanだったな、とか、大学受験でさんざん勉強してきたことを軽く思い出す程度で大丈夫です。これだけでかなり記憶が戻ってきますし、話せるようになるという目的のためには細かい文法の論点を押さえる必要はありません。

●発音

これはあまり知られていないのですが、英語は大きな声で発音しなければ通じない言語です。細かい発音を気にするよりも、腹の底から声を出すことを意識するだけでびっくりするぐらい英語が通じるようになります。また、外国人の発音をよく聞いて、それをマネしようとすることも大切です。カラオケの練習をするときのように、声色をマネしてみるだけで外国人っぽい発音になります。

●例文 フレーズ 言い回し

これも単語と同じで、「自分が好きなことに関する英文」や「自分が話すであろうシーンの英会話集」にのっている英文の中で、これは日本語でもよく言う!というフレーズから身に付けていくと効果的です。その際に大切なのが、必ず音読することです。高校時代にギターをやっていた友達がよく言っていたのが、コピーするときにはそのギタリストになりきって練習することが重要、でした。それと同じで音読するときは、そのフレーズを使うシーンを思い浮かべながら、外国人相手に堂々と話している自分をイメージして音読するのがコツです。

インプット

基礎固めが終了したら、次は大量インプットです。大学受験や資格勉強でもそうですが、基礎や公式を押さえたら、ひたすら練習問題や過去問を解くと一気に伸びます。生の英語にたくさん触れて、英語に触れている時間を1分でも多く増やします。基礎固めをきちんと行っていれば、この大量インプットのときに触れる単語や文法やフレーズの中に、既知のものが毎回のように出てくると思います。既知の知識を軸にして、新しい知識を少しずつ増やしていきましょう。

●多読


古典的ですが、英字新聞はとても効果があります。使われている英語も洗練されていますし、記事が「社会」「経済」「芸能」など多岐に渡っているため、現在実際に海外で話題になっている用語をどんどん押さえていくことができます。

ニュースサイト

新聞を購読するのがめんどうだし負担という場合は、インターネットが強い味方になります。The New York Timesなどの一般サイトもありますし、TechCrunchなどのIT業界に特化したサイトもあります。海外のロックミュージックが好きなら、海外の音楽専門サイトを閲覧してみるなど、自分が好きな分野の英語の記事をたくさん読んでみてください。

洋書

洋書は1回買ったことはあるが最後まで読み切れずに挫折した、という方も多いと思います。完読する秘訣は、まず日本語版で読んで内容を頭に入れたあとで洋書を読む、です。だいたいの話の流れをつかめているので、分からない単語があっても推測してスラスラ読むことができます。まずは一冊読み終わった!という経験を体験してみてください。

テキスト教材

市販のテキスト教材には様々なノウハウが積みこまれており、英文だけではなく日本語訳や単語・文法の解説が載っており、さらにはCD教材までついている場合もあります。これを利用しない手はありません。Amazonで自分が興味のある英語の分野、例えば「プレゼン 英会話」「旅行 英会話」などと検索して、評価の高い本を買ってみてください。

●多聴


Podcastを通勤時や散歩時にただ聞き流すだけでは、耳を英語に慣らすことはできてもヒアリング力を積み重さねることはできません。ただ聞き流すのではなく、きちんと頭の中で英語の意味を追いながら聞くことでヒアリング力が身に付きます。

オーディオブック

多読で読んでみた洋書のオーディオブックを探してきて、それを何回も聞くのがお勧めです。オーディオブック配信サイトのFeBeなどで購入することができます。

CD教材

多読で使用したテキスト教材に付属しているCDをひたすら聞きます。朝にテキスト教材を読んで意味を押さえて、通勤時にCD教材を聞くという合わせ技で勉強すると、その単語やフレーズに短期間で触れる回数を増やすことができるため、表現が定着しやすいです。

洋楽

音楽が好きな方は、洋楽を英語学習に使わない手はありません。ただ音楽を聴くのではなく、歌詞をディクテーションしたり、歌詞カードを見ながら分からない単語を調べてみたりすると、いつも聞いている音楽が違った感覚で聞こえてきます。これは、あまり知られていない洋楽ファンの音楽の楽しみ方の1つです。

●動画



海外ニュース番組

最近では、海外ニュースサイトの中に、動画専用メニューが含まれています。CNN VideoやTechCrunch TVなどで、自分の興味のあるニュースをどんどん視聴していきましょう。

Youtube

Youtubeは世界最大の動画サイトだけあって、ジョブズスタンフォードでのプレゼンから、海外の普段の光景をアップした動画まで、様々なコンテンツがあります。自分の興味のあるジャンルで英語コンテンツを検索してみてください。

TED

TEDとは世界の叡智がプレゼンをおこなう極上のカンファレンスです。プレゼンの模様を録画したTED Talksにはよだれが垂れそうなほど豊富なプレゼンがあふれています。まずは、naverまとめの【すごいプレゼン】TEDを初めて見る人におすすめの10本にある動画から視聴してみるのはいかがでしょうか。

洋画、海外ドラマ

洋画や海外ドラマはスラングが多いことやビジネス英語向きではないことから、あまりお勧めできないと言われることもありますが、単純に見ていて楽しいので継続できる良さがあります。『フレンズ』を見て英語を勉強したという話を、今まで何回も聞いたことがあります。おすすめなのは、初回は英語音声+日本語字幕で見て、二回目は英語音声+英語字幕で、三回目は英語音声+字幕なしで見ることです。これは是非一度試してみて下さい。

話すトレーニング

一般的に英会話レッスンで行われているのは、会話の教材があってその意味をまず押さえて、シチュエーションにそって交互に英文を言いあってから、英文の一部を置き換えてそれをまた話す、という方法です。しかし教材に載っているシーンが自分にとってリアリティがあるか、その会話文が自分の話したい内容かは大いに疑問です。教材からスタートするのではなく、自分が普段日本語で話していることをどんどん英語にして、表現を少しずつストックしていくという「教材を自分で作る方法」がおすすめです。ベストティーチャーはこのコンセプトの元でサービスを提供しています。



英会話スクール

週一回スクールに通うとしたら、毎回レッスンの前に自分で話す内容のスクリプトを作成しておき、それを講師に添削してもらいます。これを続けるのはかなり大変ですが、続ければ必ず効果がでます。

外国人の友人

学生時代の外国人の友人や、後述するLanguage exchangeで知り合った外国人に、毎週土日のどちらかでカフェで会い、自分で作成しておいたスクリプトを添削してもらいます。これも続けるのは大変ですが、効果はてきめんです。

実際に話す

 

確かに、実践はいちばん強い!

通算して2年も海外で暮らしたはずなのに、日本から出る事がなくなっちゃって(^_^;)

 

使わないと忘れます。

 

 

 

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